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トラック運転手の労働時間や休日の仕組みをわかりやすく解説

トラック業界は一般の会社とは違い、勤務形態が特殊なものになっています。運転手を目指しているけど、どんな生活になるのかよくわからないという人も多いでしょう。ここでは、トラック運転手の労働時間や休日の仕組みをわかりやすくまとめてみました。しっかりチェックして、ライフスタイルに合った働き方を選びましょう。

トラック運転手の一日のスケジュール

トラック運転手のスケジュールは、日勤や夜勤か、運転する距離が長いか短いかで大幅に変わってきます

たとえば、永山運送で働いているトラック運転手の例を見てみましょう。大手スーパーの配送を行っているドライバーです。会社を出発するのは、朝5時。かなり朝が早いため、仕事は夕方には終えられます。17時には帰社できるようですが、休日の前日は14時や15時で帰れる日も。夕方からは、ゆっくりと家族との時間を過ごせるそうです。

こちらは一例ですが、日勤ドライバーのスケジュール例として、ぜひ参考にしてください。

※参照元:ドライバー求人 ドラEVER (https://www.youtube.com/watch?v=ssEFVik6ZjI)
2023年2月19日時点。

複雑な仕組みになっているトラック運転手の労働時間とは?

拘束時間=労働時間ではない

トラック運転手の仕事をするにあたって、拘束時間というものがあります。まず注意しておきたいのが、拘束時間は労働時間ではありません。拘束時間とは、労働時間や休憩時間、残業時間を合わせた時間を指します。

拘束時間は、基本13時間以内が原則。延長する場合も、最長16時間までと定められています。また、15時間を超える労働は、1週間に2日までです。

わかりやすくまとめると、

拘束時間(13時間以内が原則)=法定労働時間+時間外労働時間+休憩時間

となります。

単純に時間だけに注目しても、トラック運転手の拘束時間は他産業と比べて長くなっていることがわかります。

運転時間はもちろん労働時間に含まれる

労働時間に含まれる時間として、まず挙げられるのが運転時間です。運転する時間も決まっており、連続して運転できる時間は最大4時間までとなります。4時間走った後には、必ず30分以上の休憩時間を取らなければいけません。なお、休憩時間は分割して取ることも可能です。

待機時間、荷待ち時間は労働時間に含まれる

荷物を待つ時間や空き時間もあるのが、トラック運転手という仕事。荷物の積み下ろしを待っている時間は荷待ち時間、次の業務までの空き時間を待機時間と呼びますが、これらも労働時間に含まれます。

荷物を待っている間は、いつ届くのかわからないため、運転手は自由に行動できません。実際の作業がなくても、時間と場所を拘束されていると見なされ、労働時間にあたるのです。

2024年から上限が定められる時間外労働時間

トラック運転手の時間外労働時間、いわゆる残業時間については、2023年2月現在、上限規制の対象外となっています。しかし、働き方改革関連法によって、2024年4月から年間の時間外労働時間の上限が960時間と定められました(※)。今後は、残業時間についても正しく把握していくことが必要になります。

休息期間と休日はどう違う?

休息期間は運転手の生活時間

トラック運転手の仕事には、休憩時間のほか、休息期間が設定されています。同じような意味にとらえられがちですが、勤務中に取るものが休憩時間。休息期間は、1日の労働を終え、次の勤務につくまでの時間を指します。休息期間は、原則1日で8時間以上取らなければいけません。休憩時間のように分割でもよいという定義はなく、必ず連続して取ることが定められています。

休日は必ず32時間以上

トラック運転手の休日は、休息期間とはまた違う定義があります。休日とは「休息期間よりさらに長い休み」を指し、休息期間(原則8時間以上)+24時間=32時間以上と定められています。つまり、24時間休んだとしても、32時間に達していないため、休息期間という扱いになるわけです。

まとめ

トラック業界の労働時間や休息期間の定義は一般企業とは大きく異なるため、よく確認し、理解しておくことが大切です。仕事の特性上、労働時間が長くなりがちですが、2024年4月より残業時間が制限されることが決まっています。今後は、トラック業界での働き方も大きく変わるため、ワークライフバランスを重視するなら、労働時間などにも注目して会社を選ぶことが大切です。

トラック運転手は、自分で働き方が決められる職業です。

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※1 参照元:
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健康経営優良法人2022 https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenkoukeiei_yuryouhouzin.html
働きやすい職場認証制度 https://portal.untenshashokuba.jp/search/UABF00020.aspx?id=20LD0892-004
※2 参照元:
サントリービバレッジソリューション公式サイト https://www.suntory.co.jp/group/sbs/recruit/system/